JAPOW.とは

JAPOWとは、Japan+Powder+Snowから生まれた造語です。

日本の粉雪を象徴する言葉として広まってきたものであり、日本の良質な「雪」を表現するキーワードとなってきています。

近年、ネット上においてJAPOWの検索量は増大傾向にあり、その注目度が増しています。これは、バックカントリー、サイドカントリーでの新雪(深雪)滑走が大きな魅力となっていることの現れでもあります。

しかしながら、丁寧に見てみるとJAPOWには、異なる面も見えてきます。例えば、YouTubeやInstagramで#japowを検索すると、その対象は、必ずしもパウダー雪での滑走だけでなく、日本の文化であったり、飲食であったり、また、冬だけでなく夏にも広がりを見せています。

インスタグラムで#japowがつけられた画像群(2019年5月25日取得)

これは、JAPOWは単にパウダー雪での滑走体験を示すものではなく、日本の山岳リゾートでの体験、日本の冬季観光全体の魅力を象徴するキーワードとなってきていることを示しています。

日本国内には多くのスキー場が存在します。訪日客の関心がパウダー雪での滑走のみに留まるものでないのであれば、小規模なスキー場や、人工降雪機主体のスキー場も、来訪対象となりえます。

また、雪山への関心を引き金として、夏山にも関心が広がるのであれば、JAPOWによって、冬季だけでなく夏季にも訪日客の来訪につなげていく可能性もあります。

さらに、スキー場だけでなく、日本の食事や文化、アクティビティに関心が広がっていることは、地域にとっては、集客が滞りがちな冬季間の立ち上げに寄与することが期待できます。

JAPOWは、日本観光において、大きな可能性をもったキーワードとなっているのです。

本研究会では深雪/新雪だけでなく、より軽微な雪遊びや、その背景にある雪山でのライフスタイルを含めた概念をJAPOW.(じゃぱうどっと)としてまとめ、日本の冬季観光の振興に寄与していきたいと考えています。