※内容アップデート(2019/06/08、06/26)
本研究会では、9月にスイスへの視察を計画しています。
概要
- 2019年9月13日(日本出国)〜21日(日本帰国)
- 予定している訪問先
- Sölden (Austria)、Arosa/Lenzerheide、St. Moritz、Davos
- 視察テーマ
- MTBを活用した夏季の山岳リゾート振興策
- 参加対象者
- 本研究会の会員およびオブザーバー
- 定員
- 最大で10名(うち3名は事務局スタッフ)
- 参加費(変更の可能性あり)
- 35万円/人(ただし、往復の航空旅費、食費などは含みません)
視察のポイント
- スイス等の山岳リゾートにおけるMTBを主体とした取組状況
- 初心者や家族客も対象とするためにスキー場が実施している各種の取組
- ホテルや地域コミュニティがMTB活動の普及のために実施している各種の取組
- eMTBを活用した新しい魅力づくり
視察スケジュール
【注意】
スケジュールについては調整中のため、今後の現地との調整によって、変更される可能性があります。
9月13日
日本出国(※1)
CX521 17:15成田−21:20香港
CX383 00:05香港—>
9月14日
—>06:30チューリッヒ
地上車(※2)にて、オーストリア・ゼルデン(Sölden)へ移動
ゼルデン泊
9月15日
ゼルデン MTBトレイルの視察
ゼルデン泊
9月16日
地上車(※2)にて、スイス・グラウビュンデン州に移動
ポントレジーナ(※3)泊
9月17日
アローザ/レンツァーハイデ MTBトレイルの視察
ポントレジーナ(※3)泊
9月18日
サンモリッツ MTBトレイル および エンガディンの視察
ポントレジーナ(※3)泊
9月19日
ダボスで開催予定の「Ride Mountainbike Kongress」(アルプスでのマウンテンバイクに関する会議) に参加
地上車(※1)にて、チューリッヒに移動
チューリッヒ泊(※4)
9月20日
CX382 13:30チューリッヒ—>
9月21日
—>07:05香港
CX526 08:10香港−13:35成田
※1 他便の利用も可。その場合、チューリッヒ空港集合となります。
※2 参加人数によってレンタカーまたは運転手付き地上車(ミニバス)を利用
※3 宿泊予定地は調整中。転泊する可能性あり
※4 ダボス泊として翌日チューリッヒ移動の可能性あり。会議時間などから設定
参加費用
35万円/人(今後の調整/参加人数によって減額の可能性あり)
- 参加費用には、スイス(チューリッヒ)到着後の移動費、宿泊費、ガイド料、施設視察費、(基本的な)体験費を含みます。
- 日本−チューリッヒの航空運賃、現地での飲食費、その他個人的な支出は含まれません。
- 専任の通訳は同行しません。事務局スタッフが一定の通訳を行いますが、細部については個人対応となります。
なぜMTBに主眼をおいているのか
現在、日本ではロードバイクが全国的な拡がりをみせている一方で、MTBは、ほとんど注目されていない状況にあります。
しかしながら、世界市場でみるとロードバイクとMTBは、ほぼ拮抗する市場規模となっており、特に、山岳部においてはMTBは、核となるアクティビティとなってきています。
さらに、その対象市場は、子供も含めた家族客へと広がってきており、一部のファンだけがディープに楽しむという状態では無くなってきています。マーケティング的に言えば「キャズム」を超え、本格普及の段階へと移行してきています。
インバウンド観光が立ち上がってきている近年、この国内外ギャップは、大きなビジネスチャンスとなります。
eMTBについて
欧州でのMTBを更に加速させているのが、eMTBの普及です。
海外のeMTBは、アシスト力が大きく、「上り坂」も容易に登れることはもちろん、ロードバイクのように距離の出る走行も容易となっています。こうしたeMTBの特性は、脚力の弱い女性や高齢者の走行も容易にさせる他、MTBコースのデザインを変える動きが出てきています。
日本では、法規制の関係でアシスト力が制限されているため、同じことが出来るわけではありませんが「来るべき未来」に備え、eMTBへの取組状況を把握してきたいと思います。
周辺の環境
また、なによりも現地に赴き、しっかりと「経験」すべきと思っているのは、施設単体にとどまらない、地域サイズでの「心地よさ」です。
主たる行動範囲がスキー場内に限定され、また、雪で様々なものが覆われるウインターシーズンと異なり、グリーンシーズンは、人々の行動範囲は拡がり、様々なものが視界に入ってきます。観光客にとっては、これらすべてが観光対象であり、デスティネーションとなります。残念ながら、この部分は、我が国は大きく遅れている状況にありますが、この「遅れ」は、実際にその場に身をおいてみないとわかりません。
今回の視察では、ヒアリングだけでなく、こうした「経験」にも時間を割き、参加者の皆さんが自身の経験を元に、対応策を考えていけるような仕立てとしたいと考えています。
現地コーディネートについて
今回の視察にあたっては、現地コーディネートとして、スキー場を核としたMTB事業を手広く(国際的に)仕掛けているAllegra社にアレンジをお願いしています。
http://www.allegra-tourismus.ch/
参加申し込みについて
参加ご希望の方は、事務局までご連絡ください。仮予約とさせていただきます。
詳細については、随時、アップデートしていきます。
なお、本視察への参加は、会員およびオブザーバーのみとさせていただきます。また、視察旅費は、会費とは別に発生しますので、ご了承ください。